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SEOとは、Search Engine Optimization(サーチ・エンジン・オプティマイゼーション)の略で、「検索エンジンの最適化」を意味しています。
無数にあるWebサイトの中で自分のサイトや記事を検索エンジンに「良いページ」だと判断してもらう必要があります。この「ページの良い・悪いを判断する基準」を「検索アルゴリズム」と呼び、その最適化を行うことでGoogleなどの検索エンジンで、自分たちが作ったサイトや記事が、上位や目立つ場所に表示されるようになり、より多くの人に目に止まるWebサイトになります。
この検索エンジンの最適化を行うことをSEO対策とも呼びます。
では具体的かつ基本的なSEO対策として以下の8つが挙げられます。
1個ずつポイントを抑えて解説していきます。
- ユーザーのニーズを捉えたキーワード選定
- タイトル(<title>)の設定
- 内部リンクの設定
- 被リンク対策
- コンテンツの質と量を高める
- スマホ対応(レスポンシブ対応)する
- ページスピードを改善する
- リライトを行う
サイトでアクセスを集めるためには、自分が作りたいと思っているコンテンツに応じたキーワード選定が重要になってきます。
例えば今回のSEOというコンテンツに応じたキーワードを選定する時に、初心者にわかりやすく伝えたいのか、元々SEOについて知っていて更に知見を深めたい人に向けて記事を書くのでは、「初心者向け!」や「玄人向け!」でキーワードが変わってきます。
キーワード選定がうまくいきユーザーニーズ合うコンテンツを用意することができれば、ユーザーの検索意図を満たすことになり、検索アルゴリズムに引っかかりやすくなります。
<title>タグや<h1>などの見出しタグは分かりやすくポイントを抑え設定する必要があります。
まずこれだけは絶対に行わないといけないことは、「自分が選定したキーワードは必ず<title>タグ内に含める」です。
あるキーワードに関する情報を求めて検索したのに、そのキーワードが含まれていないタイトルをクリックしようとは思いません。
同様に、各記事の見出しでも、不自然だと思われない程度にキーワードを入れましょう。
各見出しだけでユーザーが内容を理解できるくらい簡潔に設定することが重要になってきます。
他にもタイトルの設定には下記のようなポイントもあるので、なるべくすべて抑えるようにしましょう。
- 自分が選定したキーワードは必ず<title>タグ内に含める
- タイトルの文字数はなるべく32文字以内
- キーワードはなるべくタイトルの前半に記載
- 【2022年最新版!】など、目を引くタイトルになるよう工夫する
- <h2>、<h3>、<h4>を階層に応じて正しく設置する
内部リンクとは、サイト内の記事と記事を繋ぐリンクのことです。
内部リンクは、その記事との関連性が高く、かつ重要度の高い記事へのリンクを設定することが基本的です。
SEOの記事の中に、「彼女を作る方法」などの内部リンクを設定しても、SEOとの関係性が皆無なので価値の高い記事とは言えません。SEOの記事の中に「今からできるSEO対策!」や「SEOのアルゴリズム」などの関連性の高い内部リンクを設置することで、ユーザーが重要度の高い記事へ遷移できるだけでなく、SEOの観点でも検索エンジンから価値の高い記事と判断されるようになります。
被リンク対策とは、どうすれば外部サイトから自サイトへリンクを貼ってもらえるかを考え、実行していくことをいいます。
外部サイトから自サイトに向けたリンクが貼られることで、ユーザーや検索エンジンから価値の高いサイト(記事)と認識されやすくなります。
被リンクの獲得は、内部リンク同様、SEO上重要な施策になってきます。
検索エンジンに上位表示してもらうためには、そのコンテンツが質と量の面でふさわしいと判断される必要があります。
コンテンツの質を高めるためには、「Needs Met」と「E-A-T」の2つの考え方が有効的です。
Needs Metとは「ユーザーニーズの関連性」、E-A-Tとは「専門性・権威性・信頼性」です。
つまり、ユーザーニーズに寄り添い、かつ専門的で信頼性が高いということが価値の高い記事の条件なのです。
「量」の面では、ただ文字数を多く書けば良いというわけではなく、必要な情報を適切な量で伝えることが重要になってきます。
SEOでは、モバイル端末でのユーザビリティも重視されています。
1人1台スマートフォンを持っている現代では、PCより圧倒的にモバイルでの検索が多くなっています。
そこでスマホ対応していないと、いくら質の高い記事を書いたとしても見てもらえない可能性が高いです。
サイトは、PC画面だけでなくスマホでの見え方も必ずチェックするように心がけましょう。
ページスピードの改善もSEO対策の基本になります。
ページの表示スピードが遅いと、ユーザーの滞在時間は下がってしまい、直帰率が上がります。
GoogleはWebサイトの表示に3秒以上かかる場合、ユーザーの50%以上が離脱すると言っています。
ページの読み込みが遅いことで、そもそもページに滞在すること無くブラウザバックをしてしまい、結果的にSEO観点で悪影響を及ぼしてしまうのです。
Webサイトの表示速度の目安は3秒以内ということを頭に置き記事の制作を行いましょう。
GoogleのサービスであるPageSpeed Insightsでページスピードの測定ができるので、一度測定し確認してみましょう。
リライトとは、過去に書いた記事を修正することを指します。
ここまでの対策をおこなってもなかなか検索上位に表示されないという場合、目標にしているキーワード自体に問題がある可能性があります。
上記の7つを頭に置き、需要のないキーワード選定をしていないか、逆に最初から難易度の高いキーワードばかりを狙ってい見出しは最適化されているかなど、これまでに作成した記事やコンテンツを見直してみましょう。